トラックに欠かせないトラックシート!!タイプ別に見るトラックシートの選び方!!
トラックシートと一言でいっても、その種類やサイズは様々あり、選び方にも幾つか押さえておきたいポイントがあります。トラックボディの形状や運搬する荷物でも、適切なシートがあります。ここでは、トラックシートの選び方について紹介したいと思います。是非、シート選びの参考にして下さいね。
そもそもトラックシートの効果とは?
トラックには、農工具や収穫物などを荷台に乗せ便利に運搬しますよね。しかし、運搬する荷物が多い場合、荷物が荷台から落ちて落下することがあります。そんな時に役に立つのがトラックシートです。トラックシートと言うのは、トラックの荷台全面をカバーするように覆います。なので、荷物が崩れたり落下したりすることから防ぐことができるようになっています。
農工具に関しては、頻繁に工具を使用する機会が多く、トラックの荷台にそのまま乗せておくことも多いものです。ですが、トラックの荷台にカバーも無しにそのまま置いておくと、雨や紫外線などによって工具の劣化が早く進んでしまいますよね。そんな時にトラックシートを活用することで、劣化防止にも繋がります。トラックシートと言うのは、耐久性に優れた素材を使用しているので、防水効果やUV対策効果にも大変優れており、大事な農工具をしっかり守ります。また、トラックシート日常的に普段から取り付けておくことで、トラックの荷台の濡れ・汚れ・紫外線などの影響も軽減することができます。
- トラックシートは適切に使用することで長持ちする!
- トラックシートと言うのは、常に雨風に晒されることが多い環境にありますよね。なので、トラックシートが劣化してくると、トラックシートとして使用することができなくなる消耗品です。しかし、トラックシートを適切に使用することで、長期に渡りトラックシートを使用していくことも可能です。トラックシートの活用で最も大切なことと言うのは、トラックに最適なトラックシートを使用することです。トラックシートのサイズが小さ過ぎることはいけませんが、逆に、サイズが大き過ぎても良くありません。最適なサイズと言うのは、荷物を荷台に積んだ状態でトラックシートがしっかり全体を覆って、十分に被せられることのできるサイズが最適です。
トラックシートのサイズの選び方とは?
トラックシートを選ぶ際に大事なポイントはサイズです。天候が悪い時にもしっかり荷物を防ぐ為にも、サイズを測ってからシートを購入するのがお勧めです。では、具体的に選び方のポイントをご紹介します。
- 2tトラックの場合
- 2tトラックの場合は、専用シートを選ぶことが大切です。専用と言ってもシートサイズは様々あります。なので、トラックの荷台の種類や、トラックに積む荷物の大きさで、トラックシートの必要なサイズと言うのは変わります。例えば、トラックシートが寸足らずの場合、荷台とシートの間に隙間ができてしまいます。その場合、トラックに積んだ荷物が雨風に当たってしまい、荷物を積んだ際にしっかりカバーできる大きさを確認しましょう。
- 4tトラックの場合
- 4tトラックの場合は、鳥居をどの程度シートで覆うかでサイズは変わります。なので、鳥居にトラックシートを被せることを想定し、シートサイズを測ることがポイントです。鳥居をしっかりと覆い被せることができれば、雨水からもしっかり荷物を守ることができます。鳥居をどの程度覆うかで、必要なトラックシートの長さは異なるので、トラックシートを字際に被せた時をイメージして長さを測りましょう。キャリアを支えるパイプがあるので、シートが上手く結べない場合もあります。あおりの高さ不足はパイプまでの間隔が短くなることもあり、パイプ下のシートを加工する工夫も必要です。
- 10tトラックの場合
- 10tトラックの場合、専用シートはとても大きくなり、サイズは同じであってもシートの薄さの違いで選ぶことが可能です。トラックシートの薄さには3段階あり、使用する用途別によって最適なシートを選びましょう。10tトラックのトラックシートになると、シートは重くなります。なので、軽量なシートを選べば作業は楽ですが割高になります。軽いトラックシートで作業効率を上げるか、重いトラックシートでリーズナブルな価格を取るか、そこは色々と検討してみましょう。
- トラックシートのサイズがない場合には特注することも可能
- 一般的にトラックの大きさに応じた、トラックシートのサイズ展開があります。しかし、積載物の長さや大きさによっては、市販サイズには無いケースも出てきますよね。そんな時は特注品を作ってもらうことも可能で、価格相場は1㎡で約1200円~1700円程度が目安となっています。オーダーの場合には、サイズやデザインなども特別なものにしてもらえますが、価格は市販品と比べると高くつきます。
トラックシートの素材の選び方とは?
- 主なシートの素材について
- エステル帆布エステル帆布と言うのは、樹脂防水加工を施した帆布です。主に、テントなどの素材に採用されている丈夫な生地で、防水効果・耐久性に優れています。なので、約5年程度シートを使用することができます。トラックシートの状態によっても変わりますが、もしもシートが破損してしまっても補修が容易なので、トラックシートの耐用年数以上の使用も可能です。
- ポリエステルターポリンポリエステルターポリンと言うのは、ポリエステル繊維を合成樹脂フィルムで重ねたものです。素材の特徴は、撥水性・強度に優れており、シートが汚れてしまっても直ぐ落とることができます。なので、様々な横断幕などに採用されており、約3年程度の耐久性を期待することができます。
- ポリエチレンポリエチレンは、軽量で素材が柔らかくて、扱いやすいのが特徴です。無加工のトラックシートでは約3カ月~半年程度の耐久性ですが、基本的にトラックシートには防水加工やUV加工が施されており、約1年程度の耐久性となっています。リーズナブ価格で購入することができるので、トラックシートの短期使用にもお勧めです。
- 使用目的と使用環境を考慮することが大事
- トラックシートは、使用する用途でシートの選び方は変わります。シートの素材に関しては、強度、断熱性、防水性などを考慮し、荷物や運ぶ環境に配慮することが大切です。例えば、テントや旗の素材にも採用されているターポリンは、防水性と耐久性に優れていますよね。また、ポリエステル帆布は、防水性や耐摩耗性が高いことはもちろん、振動にも強い素材です。また、天然繊維から成る錦帆布は、風通しの良さや防水性に優れているのが特徴です。
- このように、それぞれトラックシートの素材によって、その特徴と言うのは様々であることがお分かり頂けるかと思います。なので、運搬する荷物の種類を考慮した、トラックシート選びが失敗しないポイントの一つです。また、どのようなトラックの荷台にトラックシートを取り付ける予定なのか、それによってもシートを選ぶ基準が変わります。トラックシートには、掛けるだけ、鳥居に被せる、ハネ付きなど色々あるので、その中から最適なシートを選びましょう。他にも、トラックシートの重さ、デザイン、取り付けする際の難易度など、考慮することも大事です。
- トラックボディの形状に合うシートがベスト
- トラックシートの選び方に関して、サイズや素材について色々とお伝えしましたが、その他にも重要なポイントがあります。それは、トラックボディの形状です。トラックシート選びでは、ボディの形状によって最適なシートと言うのが変わってきます。
- 平ボディの場合は、手作業でトラックシートの付け外しを行うので、そのことを考慮した上でトラックシートは軽量なタイプの方がお勧めと言えます。幌ウィングは、ポリエステル帆布製が多く、それは、幌をしっかり固定する為です。ウィング車は積載量を増やす為、軽いシートが採用されていることが多いです。
トラックシートで水漏れした際の修理と対策とは?
トラックシートが耐摩耗性に優れていたとしても、経年劣化で消耗するのでシート交換は必要になります。しかし、値段を考えた時に直ぐにトラックシートの買い替えができないこともありますよね。そんな時には、直ぐにトラックシートを新しくする前に、補修テープでの修復を試みることも可能です。補修する際のコツですが、トラックシートの修正を行う前に、しっかりシートに付着している汚れや濡れを確認し、汚れがあった場合にはシンナーで拭き取りしてから修復しましょう。
- トラックシートをかける際のポイントとは?
- ① ぺケットの穴にゴムバンドを取り付けるぺケットの穴にゴムバンドを取り付けましょう。基本的にゴムバンドはシートと付属です。1人でトラックシートのゴムバンドを取り付けることもできます。しかし、人手が要る場合は2人で作業を行う方が効率に進めることができます。
- ② 付属ゴムバンドを結ぶトラックシートにゴムバンドを取り付けた後、ゴムバンドがシートから外れてしまわないよう、しっかりゴムバンドを結ぶことが大事です。ゴムバンドと言うのは、意外と外れやすいものでもあるので、万が一、走行中に外れてしまうとその場所から荷物が落下する恐れもあります。なので、ゴムバンドがしっかり結ばれているか、その確認は必ず行いましょう。
- ③ ゴムバンドを荷台フックに引っかけるゴムバンドをトラックシートに結んだ場合、トラックの荷台にあるフックにゴムバンドを引っかけましょう。この時、ゴムバンドが外れてしまうこともある為、きちんと引っかかっているか確認を忘れず行うことが大切です。
- ④ 荷台しっかい覆ってシートを被せるゴムバンドを荷台フックに引っかけた後は、トラックシートはトラック荷台を覆うようにシ被せます。トラックシートを広げて被せるだけなので、簡単に作業できます。トラックシートがしっかり積荷全体を覆うことができているか、その確認だけはしっかり押さえておきましょう。
- ⑤ シートの端をしっかり固定する積荷にトラックシートを被せたら、最後にトラックートの端をしっかり固定しましょう。この確認は、万が一、何かの拍子で固定したシートが緩むこともあるからです。なので、トラックシートを全て被せた後に、シートの端が固定されているかの最終チェックを行いましょう。
トラックシートを取り外す際のポイントとは?
- ① ゴムバンドを外してからトラックシートを下ろす
- トラックシート外す際に、一番初めにゴムバンドを外しましょう。外す際に硬くなっていることもあり、ゴムバンドを外すことができないことがあります。なので、ゴムバンドをかける時はしっかりと固定することが大事ですが、きつく結び過ぎてしまわないようにしましょう。
- ② 使いやすいようにシートは畳んで管理する
- トラックシートは、頻繁に使用する機会が増えるものでもあります。なので、シートを使用した後は次に使用することに配慮して、使いやすいようにシートを畳んで管理するようにしましょう。トラックシートを丸めたり雑に畳んだりしてしまうと、シートがグチャグチャになっていまいます。次回も使いやすいよう、丁寧に畳んで管理しましょう。
トラックシートを選ぶ際に気を付けたいこととは?
- 荷台の寸法サイズに適しているか
- トラックシートを使用する上でこれは当たり前ですが、荷台の寸法に合っていなければ効果的に使用することはできませんよね。折角トラックシートを購入しても、シートサイズが合わなかったら無駄になってしまうので気を付けましょう。
- トラックシートを使用する途に合わせる
- 用途ごとに適切な素材なども考慮して購入するのがお勧めです。また、耐候性や作業の用途に適したシート選びをすることで、快適にトラックシートを有効活用することができます。なるべくトラックシートを長期使用したい場合にも、この辺りのことについても考慮してシートを選びましょう。
「トラックシート」をお求めの方へ
- 「トラックシート」をお求めの方は「小型・中型・大型トラックシート」へすばやく商品ページに移動できます。
トラックシートは現在、荷台92種類に対応しています。荷台1種類に4つの積荷高に応じたシートをご用意致しております。
- 初めてのお客様はアカウントの登録をおすすめします。
- 当店ではお客様に快適にショッピングをしていただく為に、初めてお客様にはアカウントの登録をおすすめしております。アカウントの登録をしていただけると、E-Mail アドレスとパスワードを入力するだけで簡単にログインができ、お買物が可能です。
- 規格商品以外のトラック用シートをお探しの場合について
- 当店内において規格商品以外のトラック用シートご注文の場合は、「トラックシートオーダー用紙」を選択し、必要事項をご記入の上、FAXにてご注文いただけます。
- その他ご用命やお問い合わせについて
- 上記につきましてご不明な場合やその他ご用命・お問い合わせがございましたらお気軽に当店までどうぞ。
まとめ
ここでは、トラックシートを選ぶ際のポイントについて、色々お伝えしてきましたがいかがでしたか?トラックの荷台を覆う為に使用するトラックシートは、トラックには欠かせない必須アイテムです。トラックシートには、サイズや種類が色々あり、また、シートのかけ方や外し方にもポイントがあります。是非、トラックシートを有効活用して日頃の作業に役立てて下さいね。